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2020/12/25

高等学校

高校1年生グローバル理系コース 神戸港見学

2020年12月20日、高校1年生のグローバル理系コースの生徒は、環境教育の一環として国土交通省 近畿地方整備局 神戸港湾事務所に行ってきました。

見学先では、神戸港湾事務所の海洋環境の保全に対する取り組みや海洋汚染の状況等について学習し、またクルーズ船に乗って神戸港湾施設や神戸周辺の埋立地などを見学してきました。海上からの見学では、船と陸との間でコンテナを積み下ろしする巨大なクレーン(ガントリークレーン)、埋め立てや浚渫によって発生する濁りを囲む汚濁防止膜(カーテン)、川崎重工と三菱重工の潜水艇などを見学してきました。

当日は波が高かったこともあり、神戸空港周辺の見学はできなかったのですが、普段あまり目にすることない景色に興味をもって見ている様子でした。

[生徒の感想の紹介(抜粋)]

・Aさん
この校外学習で港というものは自分が思っていたより壮大な価値があると思いました。世界にはこんなに数多くのコンテナや船があって写真で見るよりもより規模の大きさがわかり、自分の住む街が港町としてどれほど経済発展をしているのかを実感することができました。
・Bさん
今回、私にとって一番の発見は国際信号機です。ジブリの『コクリコ坂から』に出てきて、どういう意味があるのかと不思議に思っていました。そこで今回、港湾事務所の職員の方に聞くと、わざわざ調べてくださり、「安全な航海をお祈りします」という意味を持っていることを知れました。わざわざ本やネットで調べ、教えてくれたことがとても嬉しかったです。液状化現象を再現した模型はマジックのように思えましたが、説明を聞くことで原理がわかり、マジックのタネがわかったようで楽しかったです。
・Cさん
船に乗って海から神戸港を観察するという体験において高速道路の建設現場を見ました。六甲アイランドとポートアイランドをつなぐ予定だそうです。そのような計画があるとは知らなかったので驚きました。波が高くてとても船の中が揺れていたけどそんなことが気にならないくらいに新たな世界が広がっていました。
・Dさん
マイクロプラスチックが思っていたより小さくて危険だと思いました。特にスポンジのマイクロプラスチックは小さく広い海の中では見つけにくいと思いました。中には人工芝など普段あまり見ない物がマイクロプラスチックとして海に流れ着いていることも知ることができました。海に直接捨てるのではなく川から流れ着いた物が多いと思うので、川の方にも目を向けていくこともこれからは必要になると思いました。
・Eさん
防波堤を解体して出た砂を干潟作りに使っていたことが印象に残っています。干潟は海棲生物にとって非常に重要な場所なのであのような干潟を増やして(大型船舶の航行と両立しないといけないので難しいかもしれないですが…)神戸港がもっと多様な海棲生物と共存できる港になればいいと思いました。
・Fさん
液状化の原理が分かる模型が印象に残っています。台風とかの災害が起こった時によくテレビで見た事があって知っていたけど実際触るのは初めてでした。
・Gさん
私が今回の研修で思ったことはいかにこの海、もしくは川などにゴミを捨てている人々が多いことです。そしてそれを拾うために多くの人たちが毎日、毎日苦労していることを知ることができました。私はポイ捨てなどの行為は絶対にやらないでおこうと思いました。
・Hさん
液状化現象を再現した模型のようなものがあり、それが一番印象に残っています。今まで液状化現象のことを、聞いたことがある程度しか理解していなかったけど、今回の校外学習で実際に再現されたものを見学できただけでなく、仕組みまで知ることができてよかったです。
船からの見学では普段見ることができない海上からのいろんな景色を見ることができて色々なことを学ぶことができました。
・Iさん
液状化現象についての話が最も印象に残っています。砂の様な粒子だけでは、揺れなどの刺激によって水の粒子が入り、空間が空き建物が沈んだりします。その液状化についての原理を模型を通じて説明して貰ったことが嬉しかったです。
・Jさん
いつも、台風で家や車が流れているのをテレビで見て、それでも海に粗大ゴミなどがないのは毎日船でゴミ拾いをしてくれている人たちのおかげだということを知った。ゴミが砂浜の方に流れてくると、船だけではなく、海水浴をしている人にも危険が及ぶ可能性がある。それに、海の流れは正確にはわからないので、どこに行くか予測ができない。それでも、長年の経験と知識でゴミがたまる潮目を探し出せるのはすごいと思った。
・Kさん
海に流れていたゴミには様々なものがあり、冷蔵庫からレジ袋などあり得ないものから日常的なものまであるということを知ることができました。ゴミを捨てる際はしっかりと分別し、海や川にゴミがあったらできたら拾って海を守っていきたいと思いました。
・Lさん
流木やペットボトルなどのゴミは知っていたけど冷蔵庫など大型のゴミが海に流れ出ていることに驚いた。
・Mさん
事務所の人の話を聞いて、神戸港では、環境に配慮して開発を行なっていることがわかりました。例えば、兵庫運河に干潟を作ったときは、第五防波堤の要らなくなった砂から干潟を造って生物の生息地を守ったり、埋め立てや浚渫をするときは、カーテンといわれる泥が広がらないようにする幕を張ったりしていて、開発を優先するのではなく環境保護も考えながらやっているのであるということを知ることができました。
・Nさん
海からゴミを除去するとき、油などの水に混ざる厄介なゴミを取り除く際に、水と油を分けて油を取っていく作業が印象的だと思いました。油を取り出すときにタンクに油の混ざった水を吸い上げて、水だけを海に戻し油だけを処理することができるということに驚きました。そして実際に乗船をして荒波から神戸港を防ぐための防波堤や、潜水艦やクルーズ船などを見ることができて神戸港が日々進化し続けているのだと感じることができました。

[当日の様子]