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リガ文化学校との交流プログラム

本校では例年、ラトビア・リガ文化学校との交換留学を行っています。
今年は9月20日(土)から28日(日)までの日程で、リガ文化学校よりマルティンシュ副校長先生、日本語教師の近藤先生、そして生徒のベアトリセさんとアルティスさんが来日しました。

充実した外部訪問と「we are one」の精神
来日期間中の9月22日(月)には、大阪関西万博を訪問しました。この訪問には、ホストファミリーを務めてくれた3年9組の牛嶋くん、1年2組の安田さんも同行しました。
バルト館(ラトビア・リトアニア)をはじめ、日本館、フランス館、オーストラリア館などを巡りました。特にバルト館では、パビリオンのスタッフの方々から温かい歓迎を受けました。控えめながら洗練された空間はバルトの雰囲気を伝えるものであり、掲げられた「we are one」というコンセプトが、まさに本校とリガ文化学校の深い絆を象徴しているように感じられました。

日本の学校生活を体験
9月24日(水)から9月26日(金)の3日間は本校で過ごしました。初日は礼拝に参加し、浄土真宗の雰囲気を体験してもらいました。ホームルームでは、ベアトリセさんは1年2組、アルティスさんは3年8組に加わり、クラスメイトの皆さんが温かく迎え入れました。英語の授業のほか、体育や音楽の授業にも積極的に参加し、日本の学校生活を肌で感じることができました。
9月25日(木)の午後は、神戸市内を散策しました。ラトビアの生徒たちにとって、中華街の訪問は初めての経験で、色とりどりの屋台や食べ物に興味津々の様子でした。カプセルトイに挑戦したり、海沿いで潮風を感じながら散歩を楽しんだりするなど、神戸ならではの景色と雰囲気を存分に満喫しました。

伝統文化体験(生け花)
学校での最終日である9月26日(金)の放課後には、華道部の協力で生け花に挑戦しました。まずは華道部による迫力ある「生け花バトル」を見学し、その見事な技に感動。続いて、自分たちも実際に剣山や花鋏を使い、作品づくりに取り組みました。初めてとは思えないほどのでき栄えで、顧問の天野先生からもお褒めの言葉がありました。

まとめ
今年も、本校の生徒たちにとって大変貴重な国際交流の機会となりました。授業や行事を共にする中で、言葉や文化の違いを超えて心を通わせ、互いの国への理解を深めることができました。
リガ文化学校との交流は、まさに「we are one」の精神を体現するものです。本校では、これからもこの素晴らしい交流を大切に継続していきたいと考えています。

来る10月には、本校生徒がラトビアを訪れ、現地の文化や歴史に直接ふれながら、かけがえのない友情と学びを深める予定です。

[当時の様子]