2023年11月18日(土)に一貫コースの高校1年生が、海外移住と文化の交流センターを訪問しました。

一貫コースの高校1年生は来年3月にカナダへの３週間の研修を予定しており、海外研修に向けた探究学習を行っています。

その一環として、海外へ移住するということについて考える機会とすべく、国内に現存する唯一の移住関連施設である「国立移民収容所」、現「海外移住と文化の交流センター」を訪問しました。そこで、神戸の地が日本における海外移住の基地で、南米を中心に多くの移住者を海外に送り出した移民出発の地であったという歴史を学びました。

また講師の先生より日本からブラジルへ移住した人々の歴史や暮らし、どのような待遇を受けたのかといったお話をしていただきました。その後、移民収容所として使われていた当時の様子がそのまま残されている、移住ミュージアムを見学しました。

集中して話を聞き、また質問する様子も見られるなど、生徒が関心を持って見学をしている様子を見ることができました。
カナダは多文化社会であり、多くの移民を受け入れている国です。研修までにさらに知見を深めていってほしいと思います。

[当日の様子]